Lesson09 側臥位 上肢のストレッチング
- Takagi Shoji
- 3月22日
- 読了時間: 2分
更新日:3月25日
側臥位での下肢の施術の次は、
頸肩部の施術をします。
①ストレッチング
術者は右手でクライアントの左手関節を把持し、
外転挙上させ、術者の左手でクライアントの左上腕骨の遠位を押し込み、体側腋下のストレッチをします。
術者は左拇指でクライアントの胸腰移行部の棘突起と左起立筋の間を圧迫固定し、
術者の右手でクライアントの左を操作して、背部を伸展させます。
術者の左拇指を何ヶ所かに分けて肩甲間部まで移動させながら、背部を伸展ストレッチさせます。
次に、
術者は左手でクライアントの左上腕骨遠位を把持し、術者の右手は回内に返してクライアントの左手関節を把持します。(自転車のハンドルを握る持ち方)
術者はクライアントの肩関節を伸展外転外旋ストレッチングをします。
伸展外転外旋それぞれの柔軟性と連動性を確認する様にゆっくりと動かします。
ストレッチを効かせた状態でゆっくり肩関節を後ろ回し、前回しをします。
※反復性肩関節脱臼の症状の方にはしません。
肩関節のインナーマッスルの動きを確認します。
次に、
クライアントの上肢を安全に下制させ、
術者は両手でクライアントの左手関節を把持します。
ゆっくり牽引させながら、肩関節伸展させます。
術者の右手でクライアントの左上腕骨遠位を把持し、左上肢全体を内旋回内方向に絞ります。
次に、
外旋回外方向に絞ります。
この時、術者の左手は必ずクライアントの前腕遠位部を把持します。手関節を過度に捻らない様にします。
上肢全体の筋、筋膜の連動性を確認します。
次に、
肩関節の伸展外転内旋ストレッチングをします。
それぞれを緩めながらゆっくりと徐々に大きく肩関節を後回し、前回しをします。
内旋を限界まで緩めて伸展外転を効かせます。
肩関節のインナーマッスルの動きを確認します。
これで肩回しストレッチングは完了します。
扱い方によっては非常に危険な動きでもあります。
優しく丁寧に扱ってください。
Deep Healing Stretching&Massage 考案者
合同会社整体ユニオン代表
髙木昇司
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