日本では、「マッサージ」という言葉には法律上の決まりがあります。国家資格である**「あん摩マッサージ指圧師」**を持つ人だけが、医療目的のマッサージを行ったり、「マッサージ」という言葉を看板や広告に使ったりできます。 そのため、資格を持っていない施術者は リラクゼーションサロン 整体院（柔道整復師・理学療法士など） として営業するのが一般的です。 ただし、「マッサージ」という行為自体が独占されているわけではないため、 リラクゼーション目的での施術は問題なく行えます（タイ古式など） 。 また、英語の “massage” は一般的な表現として扱われており、日本の法律上も英語表記には制限がありません。そのため、リラクゼーションとして海外向けに “massage” を使うケースは多くあります。 私たち整体ユニオンでは、出張整体サービスを提供しています。「Deep Healing Stretching & Massage」という名称は、 日本の整体技術を世界の方にもわかりやすく伝えたい という思いから生まれました。 施術を行うメンバーは、地元の整骨院や整体

頭部の施術（Deep Healing Stretching & Massage 最終仕上げ） 頭部揉捏 クライアントの頭上に立ちます。 耳の周りの皮膚と筋肉を揉みます。 側頭骨の縫合部とコメカミ（顳顬）をしっかり揉みます。 頬・咬筋の揉捏 頬骨の下部をゆっくり押し上げます。 咬筋を揉みほぐします。 胸鎖乳突筋の圧迫と頚椎回旋 両拇指で胸鎖乳突筋の起始部を圧迫します。 上部頚椎を軽く回旋させます。 後頭部・側頭部・頭頂部の圧迫牽引 両手で後頭骨・両側頭骨・両頭頂骨の縫合部を持続圧迫し、緩めます。 両側頭骨と頭頂骨の縫合部を持続圧迫し、緩めます。 百会（頭頂部）の圧迫 両拇指で百会を持続圧迫し、ゆっくり緩めます。 頭部牽引 両手でクライアントの両手関節を把持し、頭上方向に牽引します。 牽引しながら左頭上 → 右頭上 → 最大屈曲の順に動かします。 牽引を緩め、上肢を楽な位置に戻します。 これで Deep Healing Stretching & Massage  は終了です。お疲れさまでした。 Deep Healing Stretching&Mass

仰臥位での頚椎ストレッチング 準備 術者はクライアントの頭上に立ちます。 両手の拇指でクライアントの斜角筋を触診します。 下部から上部への頚椎牽引 術者の両第3指で下部頚椎の棘突起の両側を掬い上げるように持ち上げ、顎を軽く上げさせます。 下部から上部頚椎まで、数ヶ所に分けて同様に掬い上げます。 後頭骨の正中部を両第3指で掬い上げ、頭上方向に軽く牽引します。 頚椎回旋・背屈ストレッチ 両手で上部頚椎を把持し、ゆっくり牽引。 左手で左下顎骨を押さえ、頚椎を右回旋。 右手で頭部を支え、優しく背屈させる。 この動作を左右交互に丁寧に繰り返します。 最大屈曲ストレッチ 術者の両腕をクロスさせる。 右手 → クライアントの左肩 左手 → クライアントの右肩 クロスした前腕部で頚椎を最大限に屈曲させます。 側頚部ストレッチ 右手で耳の後方を支え、左手で左肩を押さえる。 左肩峰と左耳介を遠ざけるように引き、左頚肩部をストレッチ。 反対側も同様に行います。 ✅ この手順で仰臥位での頚椎ストレッチングは完了です。 Deep Healing Stretching&Ma

仰臥位 肩ストレッチング手順 準備・牽引の確認 術者はクライアントの左頭上に立つ。 両手でクライアントの左手関節を把持。 左前上方向（0ポジション）に牽引し、上肢から肩背部の柔軟性を確認。 牽引したまま右頭上に移動し、右前上方向に牽引。 このとき、クライアントの左背部が浮くように牽引する。 肩関節の最大内転・内旋／外旋ストレッチ 術者は左手でクライアントの上腕遠位を押さえ、右手でクライアントの上肢を牽引。 肩関節を最大内転内旋ストレッチ、続いて最大内転外旋ストレッチ。 肩関節の牽引屈曲外転 術者は再びクライアントの左頭上に移動。 左手で肩関節前方を圧迫固定し、左肩を0ポジション付近でゆっくり牽引屈曲外転。 上腕骨頭の動きを触診。 前腕・手根部の触診付き牽引 左手でクライアントの前腕茎状突起の遠位を把持し牽引。 右手で肩関節前方を圧迫。 クライアントの手根骨の動きを触診。 反対側も同様に実施 以上の手順を反対側の肩でも行う。 完了 これで仰臥位での肩ストレッチングは終了。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同

側臥位 腸腰筋揉捏法 手順 体位と術者の立ち位置 クライアントは側臥位。 腸腰筋の施術は右側から左側の順に行う。 まず術者はクライアントの 右腹部側  に立つ。 手の使い方 両手の四指を重ねる（親指は使用せず、指の腹で操作）。 右側の施術 右上前腸骨棘の内側に手を置く。 腹直筋の右外側から第五腰椎に向かって押し込む。 大腰筋に触れたら、両四指で 揉捏 （押し込みながら小さく動かす）。 そのまま両四指を押し込んだまま、右肋軟骨下部まで 腹部深層を揉捏 。 左側の施術 術者はクライアントの左側に移動。 左肋軟骨下部から左上前腸骨棘の高さまで、両四指を押し込んだまま揉捏。 終了 両側の施術が完了したら、側臥位での腸腰筋揉捏法は終了。 💡 ポイント この施術は腹部深部への圧を伴うため、クライアントが苦手な場合は無理せず省略。 揉捏は大腰筋を狙って深部で行うことが重要。 右側から左側の順序を守る。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

下肢牽引ストレッチング（左脚の場合） 足関節牽引 術者は両手でクライアントの左足関節をしっかり把持。 右前下方へゆっくり牽引。 膝・踵のコントロール 右手でクライアントの左膝蓋骨を軽く押さえる。 左手で左踵骨を把持。 股関節操作 膝は伸展位のままに保持。 股関節を最大屈曲外転に持って行き、さらに最大外転位まで動かす。 方向変化牽引 再び両手で左足関節を把持。 右前下方から右後下方に向かって牽引。 左腰臀部が浮くように牽引してストレッチ。 反対側も同様に 右脚に同じ手順で施術。 これで 下肢の牽引ストレッチングは完了 です。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

仰臥位での下肢施術 ① 足関節のストレッチ 初期ポジション クライアント仰臥位、術者は左足元に立つ。 左手で左踵骨を下から支える。 右手で左足趾を把持。 底屈内転内返しストレッチ 足趾の伸筋群、前脛骨筋の柔軟性を確認。 背屈外転外返しストレッチ 右手で左膝上を押さえる。 左手掌で左踵骨を掴み、左前腕で足関節を背屈外転外返し。 アキレス腱と足底部の柔軟性を確認。 ② 股関節のストレッチ 最大屈曲 右手で左脛骨粗面を把持、左手で左踵骨を把持。 左股関節・膝関節を最大屈曲。 内転・内旋ストレッチ 最大屈曲のまま股関節を内旋、さらに内転方向へ。 そこから外転・外旋方向へ移動、最大外転外旋。 屈曲外旋・内転外旋 外旋を効かせたまま屈曲、内転方向に移動し最大内転外旋。 外転内旋ストレッチ 左股関節を大きく回しながら外転方向へ、最大外転内旋。 この際、術者は右手を膝から足関節に持ち替え、両手で足関節を把持。 下肢の重みを使って内旋を効かせる。 終了 ゆっくり下肢をまっすぐに戻す。 反対側も同様に行う。 これで仰臥位での下肢股関節ストレッチングは完了です。 De

側臥位施術：腰捻りストレッチ クライアントの体位 クライアントは側臥位（左側を下） 左上肢は後ろ手に、右上肢は前手に置く 左下肢は股関節・膝軽度屈曲で前に出す 右下肢はまっすぐ伸ばす 術者の手の位置と動作（回旋ストレッチ） 左手：クライアントの左肩前部を押さえる 右前腕：背部（胸腰移行部〜仙骨）を2〜3ヶ所に分けて手前に引き寄せる 力を使い、クライアントの腰を回旋させる 体位変更（逆回旋ストレッチ） 左下肢を後ろに出す 左上肢を前に出す（右上肢はそのまま） 右手：上前腸骨棘付近を圧迫 左前腕：背部（下部腰椎〜胸椎）を手前に引き寄せる 腰を逆方向に回旋させる 反対側も同様に施術 終了 腰捻りストレッチ完了 これで側臥位での施術は終了 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

⭐ 肩甲骨はがし ①肩甲骨はがし（左側） クライアントの姿勢づくり 左腕を下ろし、肘を曲げて後ろ手の姿勢にしてもらいます。 肩甲骨の下角（したかく）をつかむ準備 術者は右手でクライアントの左肩を後ろ方向へ押します。 左手で肩甲骨の下角をつかみます。 もし下角がつかみにくい場合は、右拇指で下角の外側を押さえて固定します。 肩回しで肩甲骨の動きを確認 クライアントの左肩を大きく、ゆっくり後ろ回しして、肩甲骨下角の動きをチェックします。 肩甲骨を深くはがす操作 クライアントの左腕をもう一度後ろ手にします。 術者の左太ももの外側をクライアントの背中に軽く当てて固定。 左前腕でクライアントの左肩を後方に押し、左手側部で頭を軽く前方へ誘導します。→ これで胸郭と肩周りがしっかり固定されます。 肩甲骨をはがす 固定したまま、術者の右手の四指を肩甲骨の内側に深く入れていきます。 肩甲骨を内側（背骨側）へ寄せるように動かしながら“はがす”操作を行います。 反対側も同じように施術して完了 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会

肩の圧迫ストレッチング 肩回しストレッチングの後に行います。 ① 圧迫ストレッチングの手順 頚肩移行部の圧迫 クライアントの左上肢を下げる。 術者の左手で左手関節を把持。 右拇指で頚肩移行部を圧迫。 左手で肩関節を牽引しながら、肩をゆっくり大きく後ろ回し。 鎖骨の圧迫ストレッチ 右拇指で鎖骨の上部（近位・中位・遠位）を順番に圧迫しながら肩を後ろ回し。 次に鎖骨の下部も同様に、近位・中位・遠位と圧迫しながら肩を後ろ回し。 大胸筋付着部のストレッチ クライアントの頭上少し前に移動。 上肢を屈曲外転位にして、右手で大胸筋の上腕骨付着部を把持。 肩をゆっくり大きく後ろ回し。 腋窩前壁のストレッチ 右手でクライアントの腋窩前壁を大きく把持。 肩を後ろ回ししながらストレッチ。 斜角筋の圧迫ストレッチ 再び背部に移動。 右拇指で後斜角筋・中斜角筋・前斜角筋を圧迫固定。 肩をゆっくり大きく後ろ回し。 触診しにくい場合は、牽引を少し強める。 これで肩の圧迫ストレッチングは完了です。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整

側臥位での頸肩部施術（左側を上にした場合） 1. 体側・背部のストレッチ 右手でクライアントの左手関節を持ち、外転挙上。 左手で上腕骨遠位を軽く押して、体側腋下をストレッチ。 左拇指で胸腰移行部の棘突起と起立筋を圧迫固定。 右手で左側背部を操作し、背部を伸展。 左拇指を肩甲間部まで移動させながら、背部の伸展ストレッチ。 2. 肩関節伸展・外転・外旋ストレッチ 左手で上腕骨遠位、右手で手関節を把持（自転車ハンドル持ち）。 肩関節をゆっくり伸展・外転・外旋させ、柔軟性と連動性を確認。 ストレッチ中に肩関節を後回し・前回し。 注意:  反復性肩関節脱臼の方には行わない。 3. 肩関節牽引と回旋 上肢を安全に下ろす。 両手で手関節を持ち、ゆっくり牽引しながら肩関節を伸展。 上腕骨遠位を右手で支え、左上肢を内旋・回内方向に絞る。 次に外旋・回外方向に絞る。 左手は前腕遠位を必ず支え、手関節を過度に捻らない。 4. 肩関節伸展・外転・内旋ストレッチ ゆっくり肩を後回し・前回し。 内旋を緩めながら伸展・外転を効かせる。 肩のインナーマッスルの動きを確認。 ⚠️

側臥位での下肢施術 クライアントは左側を上にして、右側を下にした側臥位になります。術者はクライアントの背後に立ちます。 下肢の内側の筋肉の緊張や張りを取り除きます。 ① 圧迫揉捏法 下腿の圧迫 術者の左手の手根（手首側）で、クライアントの脛骨後方から大腿部内側の大腿骨後方に沿って圧迫します。 筋肉の揉捏 両拇指で、脛骨後方の筋腱移行部（ヒラメ筋・後脛骨筋・長母趾屈筋）を揉みほぐします。 そのまま大腿部に移動し、 内転筋群 から 大腿四頭筋の内側広筋 を順に圧迫揉捏します。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

伏臥位での上肢施術 伏臥位での下肢施術後、肩から上肢の施術を行います。 揉捏法（肩・背中） 術者はクライアントの頭上に立つ。 上肢は軽く外転・挙上。 両拇指で菱形筋・肩甲挙筋・棘上筋・棘下筋を揉む。 右拇指で三角筋前・中・後部を揉捏。 揉捏法（前腕・手） クライアントの左側に移動。 上肢を下げ、前腕の円回内筋や屈筋群、手根部から母指球を圧迫揉捏。 手関節ストレッチ 手根骨に拇指を当て牽引＋屈伸で詰まりを解消。 左肩を伸展・外転させ、肩甲骨上角の動きを確認。 肩・上腕揉捏 肩を0ポジションに戻す。 大円筋・小円筋を内転方向に揉捏。 上腕三頭筋も引き剥がすように揉む。 橈骨・尺骨ストレッチ 右拇指で橈骨近位を固定。 手関節を回外させ、骨の動きを確認。 手関節・指の牽引マニピュレーション 手根骨を牽引＋屈伸で詰まりを解消。 第1～第5指のMP関節を縦回し・横回し・左右回旋で動きを改善。 反対側も同様に施術。 これで伏臥位での上肢施術は終了。 次は 側臥位での施術 に移ります。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同

伏臥位での下肢圧迫・揉捏法とマニピュレーションの手順 ポジション設定 クライアントの左股関節を軽く屈曲・外転・外旋させる 左膝関節を軽く屈曲 圧迫・揉捏法 腸脛靱帯の圧迫 ：術者の右手根で圧迫。肘を腹部に固定し、体幹の力を使用 足三里の圧迫 ：左脛部を圧迫 伸筋支帯の揉捏 ：前脛骨筋の張りや伸筋支帯の柔軟性を確認 マニピュレーション（関節の調整） 左足の第5〜第1趾の中足趾節関節（MTP関節）を牽引 以下の動きを順番に行い、関節の詰まりを取り除く 縦回し → 逆縦回し → 横回し → 逆横回し → 屈曲 → 伸展 歩行や体重移動に関わる関節なので、動きをしっかり整える 終了 左下肢をまっすぐ戻す 反対側の下肢も同じ手順で施術 これで伏臥位での下肢の圧迫揉捏法とマニピュレーションは完了です。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

伏臥位：足関節・股関節のストレッチング ① 足関節のストレッチ 術者はクライアントの左大腿部の横に立つ。 クライアントの左膝を90度屈曲させる。 術者の左脛をハムストリングに乗せ、両手で左足関節を把持して真上に牽引。 左手：踵骨 右手：距骨（リフスラン関節） 足関節を最大底背屈させる。 次に右手で足底を把持し、足関節を大きく回す。 足根骨の詰まりや足関節の背屈可動域を確認。 ② 股関節のストレッチ 左脛によるハムストリング圧迫をやめる。 両手で左足関節を把持したまま持ち上げ、股関節を伸展。 クライアントの浮いた左大腿前面に術者の右大腿を当てる。 両手は牽引から股関節の内旋に作用 右脚で股関節を伸展 股関節伸展＋内旋の最大可動域を確認。 伸展を緩めずに外旋させ、伸展＋外旋の可動域を確認。 腸腰筋の柔軟性を診断 左膝を屈曲させ、同様に内旋・外旋を確認。 大腿四頭筋の柔軟性を診断 動きが硬い場合は繰り返し行う。 ③ 股関節屈曲ストレッチ 左膝内側を左手、左踵内側を右手で持つ。 股関節を屈曲＋内旋させ、最大可動域を確認。 術者の大腿を左足底に当て、股関節

背中の圧迫法と強擦法（伏臥位） ① 圧迫法 クライアントの左側に立ちます。 両親指で、肩甲間部から仙骨まで脊柱起立筋の間をゆっくり押します（1箇所5秒ほど）。 左右同時に押した後、片側ずつさらに深く圧迫します。 胸腰移行部から肩甲間部まで、親指を並べて脊柱と筋肉の間を押し広げ、多裂筋の緊張を確認します。 ② 強擦法 左手根部で脊柱起立筋の外側をつかみ、浮遊肋骨から肩甲間部まで回しながら強擦します。 背中の皮膚の動き、筋膜の癒着、筋肉の緊張、胸郭の柔軟性を確認します。 反対側も同じ手順で行います。 完了後 伏臥位での背部施術はこれで終了です。 緊張が残っていれば、ストレッチからもう一度繰り返します。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

下肢の牽引ストレッチ ① 牽引法 クライアントの左足元に立ち、右足関節を両手でしっかり把持します。 足をゆっくりと伸ばしながら内側に動かして牽引します。 左拇指で踵骨を引っ掛け、右手で中足骨を把持します。 左手で引っ張りつつ、右手で足首を底背屈させます。 牽引と背屈で、足首や足根骨の動きや詰まり具合を確認します。 ② ストレッチング 右手を膝蓋骨に、左手を肩甲間部に添えます。 膝を支えながら股関節を伸ばし、脊椎を伸展・軽く回旋させます。 左手で肩甲間部を固定し、右膝で胸腰移行部の可動域を確認します。 ゆっくり脚を戻し、反対側も同様に行います。 呼吸に合わせてストレッチを行うことで、脊柱の伸展可動域や胸郭の柔軟性を確認できます。クライアントは「胸腰移行部が雑巾のように絞られる感覚」を体感します。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

上肢の牽引とストレッチ手順 ① 牽引法 クライアントの右手首を両手でしっかり持ちます。 腕は自然な位置（0ポジション）のまま。 ゆっくりと手を引きながら肩を屈曲させて挙上します。 左手で肘を支えることで、肩周りの筋肉や関節がやさしく伸びます。 ② ストレッチ 再び両手で手首を把持し、ゆっくり牽引と屈曲を行います。 上半身が少し浮くくらいの力で行うと、肩や胸の前面が自然に伸びます。 左手で肘を支えながら腕を元の位置（0ポジション）に戻し、ゆっくり下ろします。 反対側（左腕）も同じ手順で行います。 注意点・診断 上肢から胸部・腹部までが連動して伸びるかを確認します。 肘に負担をかけすぎないように支えながら、胸部のストレッチを安全に行います。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

Deep Healing Stretching & Massage（背面施術）の流れ スタート：伏臥位でリラックス まず、クライアントに仰向けでなくうつ伏せになってもらい、背中にタオルを掛けてリラックスしてもらいます。 ① 軽擦法（ライトタッチ） 手のひら全体で背中を大きく回すように軽く擦ります。 目的：緊張や不安を和らげる 同時に筋肉の緊張や体温、発汗などをチェック 緊張が強い部分は優しく、冷えている場合はタオルで調整 ② 圧迫法（ディープタッチ） 肩甲間部から仙骨まで、片側ずつゆっくり圧をかける 拇指と手根を使い、棘突起と起立筋の間に深く圧をかける 施術者は腕を棒状にして自分の体重を手に乗せ、5〜6カ所を各5秒ずつ圧迫 反対側も同じ手順で行う 目的：筋肉の緊張をほぐし、背骨の柔軟性を確認 効果 心身ともに深いリラクゼーション 筋肉の緩和と可動性の向上 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com

コース時間と時間配分 60分コース 伏臥位（うつ伏せ）：30分 側臥位（横向き）：20分 仰臥位（あお向け）：10分 90分コース 伏臥位：45分 側臥位：30分 仰臥位：15分 施術部位 伏臥位（うつ伏せ） ：背中 → 下肢 → 上肢 側臥位（横向き） ：下肢 → 上肢 仰臥位（あお向け） ：下肢 → 腹部 → 上肢 → 頚頭部（首・頭） 使用する手技 軽擦法 ：軽くさする 強擦法 ：強くさする 揉捏法 ：もみほぐす 圧迫法 ：押す 牽引法 ：ひっぱる ストレッチ ：伸ばす マニピュレーション ：動かす ストレッチング ：ストレッチ＋マニピュレーション ポイント DHで使う手技は基本的なもので、難しい手技はありません。 誰でも安心して受けられる、丁寧でシンプルな施術です。 Deep Healing Stretching&Massage 考案者 合同会社整体ユニオン代表 髙木昇司 info@seitai-union.com