Lesson02 伏臥位 上肢の牽引+ストレッチング
- Takagi Shoji
- 3月11日
- 読了時間: 2分
更新日:4月5日
背中へのファーストタッチに続いて、上肢の牽引とストレッチを行います。
以下にその手順を説明します。
① 牽引法
まず、クライアントの右手関節を術者が両手でしっかりと把持します。
その際、腕を「0ポジション」(自然な位置)の延長線上に保ちながら、ゆっくりと牽引を行います。
次に、術者の左手でクライアントの右肘を支えつつ、右手でクライアントの右手関節を牽引しながら肩関節を屈曲させて挙上します。この動作により、肩周りの筋肉や関節が優しく伸ばされます。
② ストレッチング
続いて、再び術者は両手でクライアントの右手関節を把持し、ゆっくりと牽引と屈曲を行います。
この際、クライアントの上半身が少し浮き上がる程度まで力を加えます。
これにより、肩や胸部の前面が自然に伸びる感覚を得られます。
さらに、術者の左手でクライアントの右肘を支えながら、腕を「0ポジション」に戻し、ゆっくりと下ろしていきます。この動作は反対側(左側)にも同様に行います。
診断と注意点
この一連の動作を通じて、クライアントの上肢から胸部や腹部が連動して伸びているかどうかを確認します。
また、肘に過度な負担がかからないように注意しながら支えることで、胸部をしっかりとストレッチすることが可能です。
Deep Healing Stretching&Massage 考案者
合同会社整体ユニオン代表
髙木昇司
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