Lesson07 伏臥位 肩背部の揉捏+ストレッチング
- Takagi Shoji
- 3月20日
- 読了時間: 2分
更新日:3月25日
伏臥位での下肢の施術の次は
肩から上肢の施術を行います。
①揉捏法
術者はクライアントの頭上に立ちます。
クライアントの上肢は軽度外転挙上のままで、
術者の両拇指でクライアントの菱形筋、肩甲挙筋、棘上筋、棘下筋を揉捏します。
次に術者の右拇指を広く使って、
クライアントの左三角筋の前部、中部、後部を揉捏します。
術者はクライアントの左側に移動し、
クライアントの上肢を下げ、前腕部の円回内筋から屈筋群、手根部から母指球を圧迫揉捏します。
②ストレッチング
手根骨に術者の両拇指を当て牽引+屈曲伸展し、
手根骨の詰まりを取ります。
術者の左四指で肩甲骨上角を掬い上げる様に持ち上げ、右手でクライアントの左手関節を掴んで肩関節を伸展から外転させます。
肩甲骨上角の動きを確認します。
③揉捏法
再びクライアントの左肩を0ポジションにして、
術者の両拇指で左肩甲骨を内転方向に持ち上げら様に、大円筋、小円筋を揉捏します。
そのまま術者の右手で左上腕三頭筋を上腕骨から引き剥がす様に揉捏します。
④ストレッチング
術者の右拇指でクライアントの橈骨近位を圧迫固定し、左手でクライアントの手関節を回外させ、橈骨と尺骨の動きを確認します。
⑤牽引マニピュレーション
次に、術者は両拇指をクライアントの手根骨背面に当て、手関節を牽引+伸展屈曲させ、手根部の詰まりを取ります。
そのまま術者の右手でクライアントの第1指から第5指までのMP関節(中手指節関節)を
牽引+(縦回し→逆縦回し→横回し→逆横回し→左右回旋)し、詰まりを取り、動きを良くします。
反対側にも同じことをします。
これで伏臥位での上肢の施術は完了します。
伏臥位はこれで完了し、次は側臥位での施術に移行します。
Deep Healing Stretching&Massage 考案者
合同会社整体ユニオン代表
髙木昇司
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